クラシックギターと共に生きる

ギター界でも幼少からの英才教育が流行っている中、24歳から自分の夢にまっすぐ向かうことを決めた僕が日々思うことを書きます。

練習していてもなかなか成長が感じれられないときの対処法!楽しんでいこう!

練習していても自分に成長がみられないと感じることがあります。

 

俺この曲どんだけ長くやってるねん…。しかもまだまだできんこといっぱいやし…。

向いてないんかな…(´・ω・`)

 

と落ち込んでしまうことがあったり

 

特に同じ曲やフレーズに長くトライしている人はそういう経験をしたことがあるんじゃないでしょうか?

 

そんなときの対処法を書きます。問題解決と、自分(音楽)を嫌いにならないための対処法です。

 

1.まず状況を整理しましょう

2.やりたいこと、練習したいことを明確にする

3.正確なイメージが持てているか確認

4.休みましょう

 

 

1.まず状況を整理しましょう

ひとまず、状況を整理します。その曲(もしくはフレーズ)の練習をしている中でできるようになったことを順番に思い浮かべて、紙に書いてみます。

今までに時間をかけてやってきている人は、それはそれで何かは進んでるはずです。

例えば、もう楽譜は覚えたなとか、つまづきながらでも音はだせるようになってきたなとか。

どんな小さなことでもいいので、自分の進歩を探してきちんと評価しなおしましょう。

 

しんどくなるときは大体そういう進歩をなかったことにしてしまっている傾向があると思います。安心してください、何かはきちんと進んでるはずです!

その前進をしっかり評価してあげることが、次への頑張りのパワーになってくれるので、しっかりやりましょう!

 

2.やりたいこと、練習したいことを明確にする

ちゃんと自分が少しづつでも進んでいることが確認できたら、次です。

なにを練習したいのか をできる限り明確にしてみましょう。

 

長く練習をやっているうちに、目標が次第にあいまいになっていくパターンがあります。

これだと、時間をかけてもなかなか成長するのは難しいのです。

 

上手くなる!みたいなことだと少し範囲が大きすぎるので、とにかくレガートに弾いてみる。盛り上がるところはミスを気にせずfで大きく弾いてみる。など、できるだけシンプルな目標を練習に設定して、それを順番にクリアすることを目指します。

 

最初から速く大きくレガートに表情もつけて・・・とかは難しいので、少しずつ積み重ねましょう。

時間をかけて、自分が納得できるようにゆっくりとやりましょう。

適切な目標を立てて練習できれば、きっと少し上達している自分を発見できるはずです。

 

そのときはぜひきちんと自分のことを評価してあげてください!(笑)

 

3.正確なイメージが持てているか確認

2の目標の明確化に近いんですが、特に音楽の場合、練習にはどんだけ正確なイメージを持てるかがすごく重要です。

なかなか上達できない原因として、自分の中でうまく曲が弾かれているイメージが持ててないことがあると思います。

ずっと自分だけで練習しているとイメージも凝り固まっていきます。

一生懸命身体を動かすのが練習!みたいなのは楽器と一緒にいったん置いておいて。(それはそれで素晴らしいのですが)

 

youtube なりCDなりで、今自分が練習しようとしている曲をとりあえず聴いてみましょう!

ただ聴くだけではなく、自分はその曲のどういう部分が好きか、演奏している人は一体どういう風にそこを奏でているのかよく注目して聴いてみましょう。

 

ああ、そうだった、こういう感じが好きだったんだよな!とか思えたら最高です☆

 

その気持ちを忘れないうちに紙に書いて、練習する前に見る習慣を付けましょう。

そうして練習していれば、意外とすぐに達成できると思います!

 

大事な事は、練習で時間をかける前に自分のイメージが自分の中の曲の完成図とできるだけ一致していることです。高く正確なイメージを持つためにも、インプットは大切にしましょう。その曲のどこがどういう風に好きなのかも明確にしておくことをオススメします。

 

4.休みましょう

3番までの方法で上手くいけそうな人は、良いのですが、そうではない人もいると思います。

そういう人はいったん楽器を手放して休んでみたらどうでしょうか?

毎日練習するべきだ!!みたいな意見は世の中にあふれているし、確かに技術的な面から見るとそういう側面は確実にあると思います。

 

しかし、全員が全員音楽をやるのが苦痛になってまで毎日練習する必要があるのか?と聞かれると、僕はかなり疑問だと思います。

 

そもそも音楽をやるのって楽しいことだし、練習も楽しいことなんですよ。本来は。

それがつらいっていうのは、やり方・考え方に問題がるのかもしれないし、他の部分で心が疲労してしまって楽しさを感じる能力が低下してしまっているのかもしれないと思うんです。

 

一旦、そういう自分で自分を苦しめてる責任みたいなものを手放して、自由になれるといいと思うんです。

 

義務感とかから離れることで見える良さとか、自分は本当はこういうところが好きだったんだって気づきとか。

そういうものが自分の生きるモチベーション(=練習のモチベ)に繋がります。

真剣に向かいすぎて苦しんでいる人こそ、練習するのを少しで良いので中断して、休んでみてください。

音楽が本当に好きな自分や、練習を楽しんでいる自分を発見できて、これからより一層深く頑張れるようになると思います。

 

まとめ

楽器に限らず本来楽しいことが苦痛になってしまってることって多いですよね。

自分でやる勉強は楽しいのに学校でやるのは死ぬほど嫌いだとか(笑)

音楽は好きだけど、仕事でやるのはつらいとか。

もちろん仕事とか学校とかなので、嫌なこともあると思いますが、基本的には自分の受け止め方・感じ方で決まってると思うんですよ。

 

つまり、楽しんでる自分をいかに発見できるかが人生を楽しめるかどうかの一つのポイントだと思うんですね!

 

なので、本当は楽しんでいる自分を見逃してしまわないように、自分の中にアンテナをピンと張っておくようにしましょう!

 

僕はこの記事書いてるときにぽけもんGOのボールを投げるのが楽しいって言ってた友達のことを思い出しました(笑)

 

僕たちもしっかり練習を楽しんでいきましょう!!(*'ω'*)