「好きに弾いていいよ!」だけじゃ何していいかわかんねーよ!って人向けの音楽表現のやり方
曲を練習していて表現ってどんな風につけたらいいの?っていう疑問わくことありませんか?好きに弾いていいよ!って言われても困る…みたいな( ;∀;)
僕は昔結構悩んだ記憶があります。音あがっていくからクレッシェンドかなぁとか、属和音から主和音だから緊張緩和する感じなんかなとか(笑)
そもそもここどれくらいアクセントだすんだ?とか。
沢山悩んだ結果借り物の音楽みたいなものになってしまい、表現とは正反対の感情ってどこ?状態になっちまったぜ(´・ω・`)って落ち込んだりもしました(笑)
まぁでも僕みたいに理論派かつ音楽にあんまり身近ではなかった人は絶対悩むと思うんですよ!
好きになって音楽を沢山聴けばそれだけ自分の中に蓄えができる=センスが磨かれるから解決していくことではあるんですけどね!ブログの表現はまだまだですけどね(笑)色とか大きさとか画像とか全然わかんないっすw
そんな初心者(と一部中級者)の人に向けて一つのやり方を書いてみようと思います!
そのやり方の最初のステップは、
曲を聴いて自分がどう思うのかをできるだけ明確にする!
です。
うん。まぁせやろな。って感じもしますが(笑)
具体的には、まず練習している曲を弾いている・聴いている(もしくは楽譜をみている)ときに、自分が音楽からなにを感じているのかを何でもいいので言葉にしてみます。
明るい!散歩してるみたい!犬と遊んでるみたい!遠くから風が吹いてきて、それが頬をさっとなでる感じ!月の光のなかで凛とたたずむ感じ!
とかなんかいろいろあると思います。特に正解とかはないので思うことをそのまま言葉にしてみてください。ちなみにここの表現が緻密なほうが音楽にも深みを持たせることができる可能性もあがるのでボキャブラリーは結構大事です!
言語化できましたか?そしたら次のステップです!
言語化したことを、自分ではない演奏を聴いてくれる人に伝わるように弾いてみましょう!
来たぜ表現!って感じがしますね!(笑)
ここも別に正解はありません。が、技術はありますね。大切な音だから時間をかけて出すとか、音色のカラーを変えてみるとか。
そこなへんは他人の演奏から自分がどう感じるのかっていうのと、その人が何をやっているのか?を分析して結びつけると広げやすいかと思います。
ま、技術はおいておいて。とにかく自分の思ったことを伝えようとできる限り工夫してみてください!
それが一番素直な、その人なりの表現のつけ方のスタートだと思います!(*'ω'*)
はい、無事にスタートまでこれましたね!(笑)
あっという間でしたが、これからは音楽聴いて感じることを外に出して弾けるように取り組めるようになったので、書かれていた音符をただ弾いていた時とは全く違う状態になったといっても過言ではないと思います。
では少しだけその先へ。音楽を聴いて自分がどう感じているかをもっと細かく分析してみましょう。さっきも少し触れましたが、演奏から感じる感情を描写する言葉のボキャブラリーを増やしましょう。音がどんな響き方をしているかなど、自分が通り過ぎてしまっていた音楽の部分にもっと目を向けてみましょう。
もしこの記事を読んでくださっている方がクラシック音楽を演奏されるならば、時代背景というものがあります。当時の流行や感じ方、音符やリズム自体に意味があったりします。
また、作曲者の人生・作曲されたタイミングがヒントになることもあります。
そういう風に自分が感じること以外の曲にかかわることも上手くブレンドできるとより音楽に深みを出すことができるようになると思います。
好きに弾いていいよ!だけじゃ上手く弾けない人むけの、音楽表現へのひとつのアプローチの仕方の記事でした!読んでいただいた方ありがとうございます!
最後に!
いろいろ書いたけど好きに弾いたらいいんやで!!(笑)