クラシックギターと共に生きる

ギター界でも幼少からの英才教育が流行っている中、24歳から自分の夢にまっすぐ向かうことを決めた僕が日々思うことを書きます。

音楽に想いをのせて

先日大学のマンドリン合奏の部活のOBとして演奏に参加させてもらいました。

 

僕はその部活自体のことも、そこにいる後輩・先輩・友達などの人のことも、マンドリン合奏という音楽もかなり好きなので、演奏には自然に真剣に取り組めたと思います。

 

ギターや人・音楽への感謝や愛情、好きだという気持ちが自分の演奏するときの力になるのは間違いないですから!

 

 

ただ、その中で本番で完全に弾き切れたかというと、やはり安全に弾いてしまって少し心残りな部分もあるよなと。

具体的には本当に入り込んで実力の105%くらいで弾けるところもあれば、周りに合わせて93%くらいのところもあったよなと。

 

合奏でしっかり弾けてるときって、周りに溶け込む感じがあって、自分の音が聴こえにくくなって…。みたいな感覚もあるのですが、それとは違ってやっぱりパフォーマンスもう少しだせたよなと。

 

それで、何が違うのかなって考えたときに、やっぱり全力を出し切れているところは「音楽」をやりたい!「表現」したい!って気持ちに溢れてるんですよね。

そうじゃないところは、「タテ」が大事だ~。とか「リズム」を「キープ」しよう。とか。

大事っちゃ大事なんですけど、本質ではなく表面的なことを考えていたりするなと。

 

今回は合同で練習する機会も少なかったので、いろいろ仕方ない部分もあるとは思うんですが、普段からの自分の音楽への取り組み方はもう少し気を付けようと思わされました。

 

好きでたまらないから。人も、音楽も。だからそれを常に力に変えて、発散して弾けるような弾き方をより常に心がけるべきだと。

ギターっていう楽器も好きだし、それを弾く動作も好きだし。伝える・演奏するっていうことも大好きです。

 

自分の中の「好き」な気持ちと「感謝」する気持ちを忘れないように、音にそのエネルギーをもっとしっかりのせて弾けるように練習していきたいと思います。

その努力が将来僕の音楽を聴いてくれる人、音楽を演奏する自分、周りの空間、教える相手を幸せにすると信じてます。