クラシックギターと共に生きる

ギター界でも幼少からの英才教育が流行っている中、24歳から自分の夢にまっすぐ向かうことを決めた僕が日々思うことを書きます。

次につながる本番の臨み方  ~確実に場慣れしていくために~

 

人前で演奏するのって緊張するし、いくら練習と同じようにやろう!と思ってもパフォーマンスを出し切るのは難しいと思います。

 

また人によって違う対処方法を、自分自身で見つけていくことしかないと思うので、わりと一般的なコツ(大きな筋肉を意識、深呼吸などなど)くらいしか言えないのも本番対策の難しさに拍車をかけているように思います。

 

あの人の対策は、自分にも同じ効果をもたらすとは限らないってことですね。

 

なので、どんなことを考えながら本番に臨めば自分なりの対処方法を見つけられるのか書いてみようと思います。

 

 

1.自分がどれくらいできるのか把握しておく

はい。これはそのままですね。曲の仕上がり度合いを把握しておきます。

練習の100%がどこで、それに対して本番はどれくらい弾けたのかを後から感じるためにも自分のベストとアベレージはどのあたりなのかを把握しておくのは良いと思います。

 

 

2.演奏しているときに気になってしまったこと、それに対して注意を向けるべきポイントを探る。

例えば、本番演奏しているときに腕が震えてしまって呼吸が浅くなったとします。

そのときにあなたは、震えている「腕」や浅くなっている「呼吸」ばかり気にすることになるかもしれません。

これは、本来気にしたいことではないことに意識を向けさせられている状態だといえると思います。

 

しかし、それに対しては、例えば「腕」より根元の「肩」を意識してみたり、「呼吸」ではなくメロディを「エア鼻歌」してみるなど、向けさせられている意識を自分で違うものに向けるだけで改善できることも沢山あると思います。

 

問題に感じていることを直接どうこうするのではなく、違う部分に意識を向けると自然に改善できるんだ

 

っていう体験の積み重ねがあなたの支えになってくれます。

経験的には末端の震えなどはより体の芯に近い部分に意識を向けることで改善されることが多いと思います。

震えないようにしよう!とがんばるより、震えているのはおいておいて、身体の中心に近いところを意識してみようにかえてみることはオススメです。

 

何に意識を向けさせられていて、それに対してどこに意識を向ければいいのか?を貯蓄していきましょう。

 

3.どういうところに集中したいのかを考える。

2はわりと実際の演奏のさいの身体の問題への対処とし書きましたが、「音楽」をやるときに集中するべきポイントもあると思います。

 

例えば、

 

演奏している際にどういう風に音が鳴っていて、それを自分はどこで感じているのか?

音楽を演奏しているときのイメージ

 

などです。

自分が練習しているときに大事だと考えていることに集中するために、本番の前に書き出してまとめておくのがいいと思います。

 

まとめ

これまでのことをまとめると、何を意識して、何を意識せず無意識に任せるといいのか。を探るのが一つの本番でパフォーマンスを発揮するための道になるのではないかと思います。

本番の一回一回に向けていろいろ考えてそのたびに反省して少しずつ身に着けていきましょう。

 

 

 

最後に。本番は練習とは全然ちがうものになりがちです。その中ではうまくいかないことがたくさんあって当然です。

 

そのときに自分が今までやってきたことをできるだけ全部出し切ってやる!って気持ちでぶつかっていくことこそが成長につながると感じます。

 

止まってしまった、楽譜がとんでしまった。みすをたくさんしてしまった。

 

そんなときこそ、

自分はやってきたことを出せたのか?まだ出せるんじゃないのか?やれるだけ全部出してやる!!!

 

と真正面から挑戦するようにしましょう。失うものはありませんし、得るものは沢山あります。

 

勇気をだして挑戦するんだ!って決めて演奏に臨んでいきましょう!

 

 

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