クラシックギターと共に生きる

ギター界でも幼少からの英才教育が流行っている中、24歳から自分の夢にまっすぐ向かうことを決めた僕が日々思うことを書きます。

これさえ知っていれば、人前でもしっかり自信をもって音楽を奏でられるようになります!絶対に意識して欲しい「準備」の大切さ!

前回「脱力」についての記事

maybesawawan.hatenablog.com

を書いたので、今回は「準備」をすることの大切さに触れたいと思います。

 

準備…("^ω^)?w

 

準備…

 

準備…

 

準備!準備!!(´◉◞౪◟◉)ブーンwwwww

 

はい!ゲシュタルト崩壊してきましたね!笑

 

 

1.なぜ準備するのが大切なのか

2.具体的な準備のやり方

  1.精神編

  2.右手編

  3.左手編

 

1.なぜ準備するのが大切なのか

なぜ、準備するのが大切なのか。

それを説明するためには、準備が十分ではない演奏について考えると分かりやすいです。

 

準備が十分ではない演奏の特徴

  • 音にしっかりとした体重がのっていないためふわふわしている。音に芯もない。
  • ミスが多い。
  • 合っているのに自信がないように聞こえる。
  • 左手もふわふわ。
  • 表現が小さくなったり、極端に大きくなったりコントロールできていない。

 

などなどですね。

まだまだありますが、あげればあげるほど昔のことを思い出してネガティブな気持ちになるのでこんなもんにしときましょう 笑

 

では今度は逆に、準備が十分にされている演奏はどんなものかイメージしてみましょう

 

準備が十分にされている演奏

  • 音にしっかり体重がのっているため、重みがある。音に芯がある。
  • ミスが少ない。ミスしたとしても音楽的な傷にはなりにくい。
  • 演奏から自信が感じられる。心地よい。
  • 左手もしっかりやることやっている感じ。
  • きちんとコントロールされた表現が音楽を豊かにしている。
  • 演奏するのが心から楽しくなる。もっと音楽を好きになって、いろんな人やものに感謝できる。

 

理想的な演奏のためには、準備がすごく大切だということがわかってもらえたと思います!

 

2.具体的な準備のやり方

 準備っていうけど、じゃあ具体的に何したらええねん?(´・ω・`)

ってなると思うので具体的なやり方・練習の仕方について書きます☆彡

クラシックギターを想定で書きますが、アコースティックギターや他の楽器にも応用できるところは沢山あると思います。

 

準備のやり方

  1. 精神編
  2. 右手編
  3. 左手編

 

1.精神編

 ここが一番大切な部分になると思います。

 

ギターで音を出す場合を例にして説明します。

 

1.楽器を弾いて音を出すときに、まず、しっかり出したい音のイメージを持つようにします。

 

2. 次に、その音を出すのに必要な動作を先に頭で考えます。(右手、左手編はここで役に立ちますね)

 

3.頭で考えて、「準備」しておいた身体の動きを実際に行います。全て想定内の動きになるので、頑張る必要も焦る必要もありません。

 

(4.実際に出てきた音を聴いて、イメージとあっているかを確認します。動きが想定通りできたかも確認して、何か改善したいなら上に戻って1からやり直します。)

 

こういう感じです。4は練習での動きなので、実際の演奏では1~3を無意識でできるように練習して、行う感じになると思います。

 

ここでのポイントは、3の頑張る必要も焦る必要もないってところです。

カンペキに準備できているのなら、ただそれを集中してこなすだけでいいんですよね。

これが精神的な支えになって、自信につながります。

 

何か行動をする前にどうすればいいのか考えることが準備の秘訣といえると思います。

これは何にでもあてはまります。

例えば、ギター構えるときに実際構える前に理想について考えて、現実と比較してみるとか。

 

あれ、じゃあアドリブはどうなってるの?

と思うかもしれませんが、アドリブはアドリブで自由に身体に任せて弾くための準備をして、自分を信頼できているからできるものです。

 

結果(出てくる音)に引っ張られずに、しっかり準備したら結果もついてきたぜ!

 

くらいの感じで一度弾いてみてください!

絶対いい音(結果)が得られると思います!(・ω・)

 

 

 2.右手編

 クラシックギターでは、右手の準備に「プランティング」っていうめっちゃ便利な言葉があります!

 プランティング=右手の準備 くらいの認識で大体OKです!

youtu.be

 これはプランティングの練習の動画ですね。

プランティングという言葉は、スコット・テナントさんのパンピングナイロンに詳しくのっています。

メカニカルな基礎練習の宝庫でもあるので何したらいいだろうって困っている人にはオススメです。

爪の削り方や、構え方なんかものってます。

 

ちなみに僕は最後の方の練習が楽しくなくなったときには…。みたいな内容に元気をもらったことがあります(笑)

 

さて、実際の演奏のときの右手がどういうことをやっているのかというと。

 

①弦に触れて

②圧力をかけて

③離れる

 

シンプルにいうとこれだけですね。

プランティングっていうのは特に①と②をしっかり意識してコントロールするための技術です。(弦に指が乗るので右手の安定性も上がります)

 

例えば、①弦に触れるときに、どの部分でどういう風に触れるのがいいのか?

②圧力をかける ときに腕や身体も一緒にかけられないだろうか?

またどの方向にどれくらい圧力をかけると理想の音がでるだろうか?

 

などを考え、意識してイメージ通りの「準備」をすることが大切だということです。

この辺りや③の離れ方などを考えることが、右手の爪の調整の理解にも繋がります!

 

速く正確に弾くことにもつながるので、いろいろ試行錯誤しながら練習してみてください。

 

一つ役に立つイメージとして、右手のタッチが上手な人は、プランティングして圧力をかけている段階で弓を絞って目標を狙うみたいに出したい音の方向をイメージしています。

で、その力がかかった状態でバランスを取りながら、自然に弦から離れています。

そのために身体のたくさんの部分を演奏に参加させています。

マルシンディラさんはすごく参考になると思います。

www.youtube.com

3.左手編

左手の準備はシンプルにいきましょう。

 

自分が動かしやすいなと思う範囲(=無理していない)で、理想の押さえ方を探ります。

そのときの重さや、筋肉の動きをハアクして、イメージできるようにします。

 

基本的にはこれだけです。

 

パッセージなどの場合は、繋がりも意識していけるとさらにいいと思います。

この指がこう押さえて、次に隣に重さが移っていくんだな…。的な繋がりです。

 

あと、右手との関係で、フォルテの場合はすこししっかり押さえた方がいいな。

など、左手は結構音楽表現に関わっているのでそういう点からもイメージできるとなおよいですね。

 

もう一つ具体的なコツがあるのですが、弦を押さえるときに、押さえる動作をはじめる高さ(指板からの距離)を意識して一定にすること!

 

これは結構効果があるので是非試してみてください!

 

 まとめ

今回は準備について書いてみました。

個人的な感想なのですが、演奏の方法について、具体的に文章で記述することの難しさにビビりました(´・ω・`)

実際に隣にいる人とかに教えることの比じゃないくらい難しいので、ちょっとしたコツを書くくらいしかできないですね。うーむ。もっと上手くなりたいな(笑)

 

ま、それはおいといて 笑

 

「準備」は人生の他の場面の何にも大切です。備えあれば患いなし!

 

僕も夢の実現の「準備」の一つとしてこのブログを書いていますし!☺

理想を実現するためにも、いろいろなことに積極的になれるように準備していきたいと思います!