クラシックギターと共に生きる

ギター界でも幼少からの英才教育が流行っている中、24歳から自分の夢にまっすぐ向かうことを決めた僕が日々思うことを書きます。

SWを見に行って思ったのですが、

先日、妹と映画館にスターウォーズを見に行ってきました!

 

映画館で見ると音楽も映像も楽しめていいよなーなんて思ってたんですけれど。

 

あるときふとBGMすげーなぁって思ったんですよね。何がすごいってちゃんと宇宙っぽかったり、反乱軍っぽかったり、フォースっぽかったりするわけなんですよ。

 

そういや組曲惑星とかもちゃんと火星は火星っぽいし、水星は水星っぽいもんなぁなんて思ったりして。

 

そんなこんなで音楽と映像を堪能してきました。

 

肝心の映画の内容は…なんか結構予想を裏切られる展開が多かったように思いますね。

 

面白かったのは面白かったんですけれど、個人的にはもっと素直にドンパチやって近未来ビューンからのライトセーバーでチャンバラやったりルークスカイウォーカーがすげぇ活躍するとかでよかったのかもなぁとか。

 

たまに裏切られるくらいならいいんですけど、わりと思った方には進まなかったので逆に次どうなるんだろうとか思ってしまいました。まんまとはめられてる気がします(笑)

 

 

予想させておいて裏切るのか、予想通りで満足させるのかってのは結構音楽でも大切ですよね!

そんなバランスを少し考えさせられたりしつつ、今日も楽しく練習しようと思います(。-`ω-)

今の自分を認めてあげることから練習は始まる。何かをできるようになるときっていうのは、本来心地よいものだと思うんです。

普段練習していて、うまくいくときもあればうまくいかないときもあると思います。

 

そんなとき、うまく練習するためのコツシリーズを今まで何度か書いてきたのですが、今回もまた書いてみようと思います。

どれが当てはまるかわからないですし、どれか一つでも当てはまればそれは素晴らしいことですしね!

 

今回のコツは、

 

(何かをやる前に)今の自分を認めてあげよう!です

 

練習がうまくいかないときは、大体自己否定的になっていることが多いと思います。

(そもそも僕はよく練習ができたかを自分が気持ちよく練習できたかではかっているのでよりそうなのですが笑)

 

ギターをかまえて、左手で”しっかりと”押さえたり、右手を”正しく”動かしたりする前に今の自分はそのままでいいんだよ~と認めてあげることをやってみましょう。

 

何かを積み重ねる前に、現状の自分の状態を認めてあげられると、ギター演奏とかそれ以前に基盤になる部分がしっかりします。僕たちみんな生きてるからね(笑)

 

そしてそこから積み重ねていくことで、確実に、一歩一歩、(そして意外にすばやく)上達することができます。

 

 

例えば、左手がうまく押さえられないので練習するとします。

根性で克服しようとしたけれど、何度やってもよくならないし、しまいには腱鞘炎になりそうな痛みを感じてしまう・・・。

なんてことはよくあると思います。

 

 

悔しいし、自分がふがいなくて嫌な気持ちになっちゃいますよね・・・。僕も昔ありました(笑)

まぁ、頭を使って練習すればいいとか、いろいろ方法の話はあるんです。

 

 

ただその前に、まずは今のうまく押さえられない自分を認めてあげましょう!

別に今押さえられなくてもいいじゃん!って(笑)

 

たいていの場合、今の自分を認めたくない、できないのは嫌だからやる。みたいな気持ちから練習をするときに上手くいかないように思います。

 

焦らないでいいんです。今の自分をいったん受け止めて、そこから少しづつ改善していきましょう。

 

そのとき、今の自分がやろうとしている(もしくはやっている)ことに対して、どんな風に感じているかをよく注意して探ってみましょう。

 

マイナスのイメージを持っていたら、それは改善のチャンスです!

自分が心地よい、好きだと思える方法で取り組めるようにやり方を工夫してみましょう。

 

何かをできるようになるときっていうのは、本来心地よいものだと思うんです(-ω-)/

僕たちは音楽を聴いているとき、音楽を通して表されている何かを感じようとしていると思うんです

明けましておめでとうございます。皆さんはどんなお正月を過ごされたでしょうか?

 

僕は相変わらずdaniil trifonovさんの演奏を聴きながらお正月を過ごしていたのですが。

ふと、僕はこの人の演奏のどこにこんなにも惹かれているんだろうと思いまして。

 

音色のチョイスが好き。表情が好き。取り組んでるときの姿勢、考え方が好き。とか表面的にはいろいろあるんですけど、

 

根本的には、

 

この人が音楽を通して表現しようとしているもの・音として表現されているものそれ自体が好きなんだって気が付きました。

 

 trifonovさんの演奏を聴いているとき、僕はtorifonovさんが表現しようとしているであろうもの(感情だったり風景だったりイメージだったり)を追いかけようとして聴いているなと。

実際に奏でられている音が、どういうところから生まれてきたのかを探ろうとしているなと。

つまり、

 

実際になっている音 → イメージ

 

をやってるわけです。

そこから、逆に自分が演奏しているときは

 

イメージ → 実際になっている音

 

をやっているんだなって再確認しまして。

 

もっとイメージを膨らませて、そこから音楽を引っ張ってくる必要があるなと。そのために楽譜からもっとたくさん読みとったり、感じる力を磨かなければと考えたりしていました。

 

 これは他の芸術でも同じだなと思ったり。矢印(→)の部分が音楽によるものなのか、言葉だったり絵だったりするのかの違いだけなのかなーなんて。

 

というわけで、今年は芸術を通してイメージを感じる力を磨くこと、その逆のイメージから音を紡いで音楽で表現することを一つの目標にしていきたいなと思います!

 

そのためには、身体と心の柔らかさと、自分が今やっていることが何か”良い”ことだというフィーリングを感じながら一歩ずつ進むことが大切になってくると思うので、忘れずに一歩ずつ頑張っていきたいと思います。今年もよろしくお願いします(。-`ω-)

良いサウンドとは?

良いサウンド・いい音とかよく言いますが、どんなものかを簡単に説明することはできません。

 

とげとげしてなくて、丸みがあって…。

芯がある感じで、澄んだ感じで…。

 

みたいに何となく表すことが精一杯です!(笑)

 

ですがこの前ネットでジャズのインタビューの動画を見てたら、すげぇいいこと言ってたのを見つけたんですよ。

 

英語だったのですが大体の意味を訳すと、 

良い音・良いサウンドがどういうものかを説明するのは難しい。

ただ、そういう音が出ているとき自分は良いフィーリングを感じながら弾いていると思う。 

 

これですよ!良いフィーリング!!すごくぴったしです!

 

出てる音、身体が動く感じ、振動しているボディの質感、緊張と期待の入り混じった空気…などなど。いろんな良いフィーリングがあると思います。 

 

どんな曲・どんな音でも良いフィーリングを感じながらそれを共有できるような弾き方ができるように練習していきたいですね!(。-`ω-)

 

 

(新年をすがすがしい気持ちでスタートするための)正しい練習のコツ

最近練習ばかりしていてブログをかけずにいたので、久々に!

 

クリスマスですしね!(笑)

 

「正しい練習」とはなんぞやって話を書いてみようと思います。

 

 

まずギター含め音楽を楽器で演奏するときには大きく分けて

 

演奏される「音楽」そのものをイメージする力と

 

音楽を演奏するための「技術」が必要とされると思います。

 

 

つまり、こいつらを高めていくこと=練習 という認識でOKだと思います。

 

では、どうすればしっかりと高めていくことができるのか?

・・・つまり「正しい練習」ができるのか?という話なのですが。

 

コツがいくつかあると思うので、何個か紹介してみます。

 

①今自分がどの能力を高めようとしているのかを明確にする

例えば、「音楽をイメージする力」を高めるために真剣に演奏を聴く。そこから自分が感じるイメージと、演奏されている音との関係性を探る。

 

「腕の自然な使い方を探る」ために、ゆっくりと「動作に」注目しながらスケールを弾いてみる。

など、自分がどの分野のどういう能力を伸ばそうとしているのかを明確にしましょう。

目標が明確であればあるほど上手く練習できる(=能力が伸びて成長を実感できる)と思います。

 

②「イメージ」と「技術」は相互に関係しあっていることを意識する。片方だけを意識しすぎて、もう一方をおろそかにしすぎない。

これはかなり重要な事なのですが。

音楽はそれをイメージする力と、イメージを実現する力の両方の上で成り立っています。

 

イメージだけでは演奏できないですし、イメージのない動きは演奏ではなくただの動作です。

 

①では目標の範囲を明確にしぼるといいましたが、今度はそれに要素を足しましょう。

 

例えばイメージの分野を目標に練習するなら、その音がでるときの「動作」もイメージの中に入れる。

動きの練習としてスケールを弾くのならば、そのスケールにストーリーや印象などのイメージを足しましょう。

 

二つの要素をブレンドしながら練習することが、より音楽を深めることに繋がります。

 

③あなたが今出せる力のすべてを練習に向ける

音楽を練習するということは、上達したい、弾けるようになりたい。という願いがあるはずです。

その願いが叶えられるかどうかは、結局は自分の取り組み方次第です。

せっかく練習の時間を取るのなら、少なくともその瞬間だけは音楽・練習にまっすぐ向き合いましょう。

本番、誰かの前で演奏するときと同じように。自分なりに精一杯チャレンジしてみましょう。

 

④無理をしすぎない

③で触れたように、一生懸命練習をするのはすごく体力・集中力を必要とされることです。

もちろん疲れていても「頑張って」練習できるのは良いことだと思います。

ですが、本当に自分の力を発揮するためには「音楽・演奏が好きだ」という気持ちが必要になってくると思います。

疲れすぎて「好き」な気持ちが見えなくなっているときは、いったん休んでから全力全開で練習に取り組んでみるのも良いかと思います。

 

 

以上、正しい練習をするためのコツでした。

もうすぐお正月なので、練習の時間をとれる人も多いと思います。

一年の始まりからすがすがしい気分で練習することの助けに、少しでもなればと思います!(`・ω・´)

本気でやるからこそ好きなことに気が付ける

ある日、自分の甘さに気が付いた。

今まで本気でやったるって思ってたのに、あれ?まだやれる余地全然あるやんってことに。

 

 

その日から、次こそコンクールでやったるぜ って思って限界まで練習して、毎日成長を感じる中で気が付いたことがある。

 

自分は本当にギター・音楽が好きなんだな って

 

好きとか嫌いとか関係ないくらいやって、できないこと、苦手なことでもやって、疲れててもやって、他のこと我慢してでもやって、

 

 

翌日の朝にギター持ったとき、昨日より少し上達しているのに気が付くのがすごく心地良い。

 

 

今までの、集中できる範囲での練習や、毎日コンスタントにしっかりやるため~とか、無理しないとか、そういう脳みそ使った効率的な練習の範囲では味わうことができなかったことを感じつつある。

最初は意地とか負けん気とかでもやってたように思う。

 

 

もっともっと気持ちいい音が出したい。

もっと滑らかに、質感を細かく描きたい。

もっとひたむきに人生・今を生きたい。

 

いろんな欲望はあるし、これからもそれはずっと続くと思うけど

 

楽器にも、周囲の人にも、その他人生の色んなものにも感謝を忘れずに毎日やっていきたいと思う。負けん気も!

 

今までよりもっと本気で生きようと決めてから、今まではとくに心に響かなかった偉人の名言が、スーッと納得できるようになってきた。

 

何かに対して本気で人生を生きた人が残した言葉っていうのは、そういう状況に自分があると素直に納得できるんだと気が付けた。

 

この調子でどんどん成長して、周りの人に恩返しをできたら本当にうれしいと思う。

まだ出会ってない人に対しても良い影響を与えられるような人になりたいと思う。

自分のことを自信もって認められるくらい努力しようと思う。もっともっとうまくなりてぇよ!

次につながる本番の臨み方  ~確実に場慣れしていくために~

 

人前で演奏するのって緊張するし、いくら練習と同じようにやろう!と思ってもパフォーマンスを出し切るのは難しいと思います。

 

また人によって違う対処方法を、自分自身で見つけていくことしかないと思うので、わりと一般的なコツ(大きな筋肉を意識、深呼吸などなど)くらいしか言えないのも本番対策の難しさに拍車をかけているように思います。

 

あの人の対策は、自分にも同じ効果をもたらすとは限らないってことですね。

 

なので、どんなことを考えながら本番に臨めば自分なりの対処方法を見つけられるのか書いてみようと思います。

 

 

1.自分がどれくらいできるのか把握しておく

はい。これはそのままですね。曲の仕上がり度合いを把握しておきます。

練習の100%がどこで、それに対して本番はどれくらい弾けたのかを後から感じるためにも自分のベストとアベレージはどのあたりなのかを把握しておくのは良いと思います。

 

 

2.演奏しているときに気になってしまったこと、それに対して注意を向けるべきポイントを探る。

例えば、本番演奏しているときに腕が震えてしまって呼吸が浅くなったとします。

そのときにあなたは、震えている「腕」や浅くなっている「呼吸」ばかり気にすることになるかもしれません。

これは、本来気にしたいことではないことに意識を向けさせられている状態だといえると思います。

 

しかし、それに対しては、例えば「腕」より根元の「肩」を意識してみたり、「呼吸」ではなくメロディを「エア鼻歌」してみるなど、向けさせられている意識を自分で違うものに向けるだけで改善できることも沢山あると思います。

 

問題に感じていることを直接どうこうするのではなく、違う部分に意識を向けると自然に改善できるんだ

 

っていう体験の積み重ねがあなたの支えになってくれます。

経験的には末端の震えなどはより体の芯に近い部分に意識を向けることで改善されることが多いと思います。

震えないようにしよう!とがんばるより、震えているのはおいておいて、身体の中心に近いところを意識してみようにかえてみることはオススメです。

 

何に意識を向けさせられていて、それに対してどこに意識を向ければいいのか?を貯蓄していきましょう。

 

3.どういうところに集中したいのかを考える。

2はわりと実際の演奏のさいの身体の問題への対処とし書きましたが、「音楽」をやるときに集中するべきポイントもあると思います。

 

例えば、

 

演奏している際にどういう風に音が鳴っていて、それを自分はどこで感じているのか?

音楽を演奏しているときのイメージ

 

などです。

自分が練習しているときに大事だと考えていることに集中するために、本番の前に書き出してまとめておくのがいいと思います。

 

まとめ

これまでのことをまとめると、何を意識して、何を意識せず無意識に任せるといいのか。を探るのが一つの本番でパフォーマンスを発揮するための道になるのではないかと思います。

本番の一回一回に向けていろいろ考えてそのたびに反省して少しずつ身に着けていきましょう。

 

 

 

最後に。本番は練習とは全然ちがうものになりがちです。その中ではうまくいかないことがたくさんあって当然です。

 

そのときに自分が今までやってきたことをできるだけ全部出し切ってやる!って気持ちでぶつかっていくことこそが成長につながると感じます。

 

止まってしまった、楽譜がとんでしまった。みすをたくさんしてしまった。

 

そんなときこそ、

自分はやってきたことを出せたのか?まだ出せるんじゃないのか?やれるだけ全部出してやる!!!

 

と真正面から挑戦するようにしましょう。失うものはありませんし、得るものは沢山あります。

 

勇気をだして挑戦するんだ!って決めて演奏に臨んでいきましょう!

 

 

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